セカオワ・三代目JBは恥さらし!?  でんぱ組.incに「敗北」で“人気”グループの疑問高まる

 J-POPの落日を、象徴する出来事なのだろうか。

 MTV(Music Television)ヨーロッパが10月26日(日本時間)、世界各国の人気アーティストが投票レースを競う「ワールド・ワイド・アクト賞」を開催する。15日、その日本部門代表となる「ベスト・ジャパン・アクト」が決定したのだが……。

「BABYMETAL」、「SEKAI NO OWARI」、「三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE」、「ONE OK ROCK」、「でんぱ組.inc」の日本アーティスト5組がノミネートされ、9月15日からウェブ投票が行われていたが、“日本代表”の座についたのは、なんと「でんぱ組.inc」だった。


アーキエイジ RMT

 ノミネートされた5アーティストの中で、「でんぱ組.inc」は間違いなく一番知名度が低い。同グループはメンバーの6人全員がオタク的要素を持ち合わせているという秋葉原発のアイドルグループで、最近は欧州でも精力的に活動していた模様。日本の音楽番組にも時折出演するのだが、アクの強いパフォーマンスから好き嫌いがはっきり分かれる傾向にある。常にチャートをにぎわすセカオワや「三代目」とは比較にならない認知度だろう。

 この結果にネット上では「日本の恥」「お願いだからやめて」と悲嘆にくれる声が続々。セカオワは最近、映画『進撃の巨人』の主題化で英語歌詞の曲を歌っており、「三代目」に関しても本格パフォーマンスがウリの集団だ。“まさかの相手”に負けたのは、かなり想定外の出来事ではなかったのか。

 ただ、ネットの中には「めくそはなくそ」「三代目もセカオワも十分恥だろ」「あいつらが欧米人にウケるわけがない」など、どのグループが選出されようが大して変わらないという印象も多いようだ。

「『でんぱ組.inc』も、おそらく組織票が多く入った結果なのかもしれませんが、テレビやCMに出まくり、“大人気”の空気を醸し出しているセカオワと三代目にとっては、とんだ赤っ恥ですね(笑)。今回はヨーロッパの賞ですので一概には言えませんが、多くの人は『マスコミと一部ファンが騒いでいるだけ』の“エセ人気グループ”であるという認識がさらに高まるのではないでしょうか。もともと『なんで人気なの?』『ゴリ押しなだけ』という批判の多い2組ですし……」(芸能記者)

 J-POPのトップが所詮「砂上の楼閣」なのでは? と疑われても仕方がない今回の出来事。ちなみに、同じくノミネートされた「BABYMETAL」も以前から積極的に海外展開に力を入れ、知名度も手に入れていたはず。にもかかわらず、同じアイドルグループに負けたというのは大きなショックだったに違いない。